例によって
今シーズン見てるドラマを報告しておくよ。
次の通り。
「鎌倉殿の13人」(NHK)
「アトムの童」(TBS)
「エルピス」(CX)
「拾われた男」(NHK)
「ファーストペンギン」(日テレ)
「孤独のグルメ10」(テレ東)
いやはや、なかなかの豊作で嬉しい限り。
「鎌倉殿〜」は「ゴッドファーザー」+「仁義なき戦い」のごとき
血煙たなびく盛り上がりを見せ、義時(小栗旬)はまるでマイケル・コルレオーネの陰影を
帯びてるし、これからの展開がますます楽しみ、さすが脚本・三谷幸喜。
今シーズン、最も笑わせてくれるのが「拾われた男」。
主演の仲野太賀はもちろん、いずれのキャラも造形と配置が絶妙なのだ。
特に気になるのが
映画オタクのTSUTAYA(?)バイト店員役、北香那という女優らしい。
ほんのちょっとしか出ないのにその器用な怪演ぶりが強烈な爪痕を残す。
今後も要注目の女優、と思ってた矢先、ついこないだ「鎌倉殿〜」にも登場しビックリ、
いやはや演技の幅の広さ凄いなあとひたすら感心す。
女優の奮闘といえば「ファーストペンギン」も。主演・奈緒の顔芸の域にまで達する
豊かな表情のアップがドラマをグイグイと牽引している。
明るいテイストと程よい社会性がマッチして、夜の朝ドラという感じで楽しめる。
でも、やはり、前シーズン同様、一番楽しみなのが
CS衛星劇場で再放送中の「寺内貫太郎一家」だったりする。
あと20話以上残ってるけど、それでもまだ足りないくらい。
あと100、いや1000、いや、ずっとやってて欲しい。ずっと見てられるから。
ああ、終わっちゃったら、録画したのまた最初から見ちゃうんだろうなあ・・・。
あと、バラエティ枠は相変わらずの充実と安定ぶり。
毎度お馴染みの
「吉田類の酒場放浪記」「月曜から夜ふかし」「水曜日ダウンタウン」
「家ついて行って〜」「タクシー運転手さん一番〜」「アド街」
「脱力タイムズ」「酒のツマミになる話」など他。
どれもありがたく楽しませてもらってるけど、
「〜酒場放浪記」のロケ、店内に類さん以外、お客さんがいないのはやはり寂しい。
でも、一番寂しい思いをしてるのは類さんなんだよね。
一日も早く、活気と喧騒の酒場風景が戻ってきてくれるのを
心から願うばかりである。