「はま寿司」の営業秘密を持ち出して利用した
「かっぱ寿司」の社長が逮捕された事件、
これって要するに一種のスパイ事件だよな。
けど、それにしても
「はま寿司」のスパイとか、「かっぱ寿司」のスパイとか
って言い方すると、スパイ事件の世界観にしては
何だかのどか過ぎて、緊張感が薄く、のほほんとしてくる。
けど、この寿司チェーン業界という舞台、
考え方によっては
実にスパイ物らしいタイトルがぴたりとハマるんだよな。
例えば、
寿司を握る職人技がキイとなるだけに
「ゴールドフィンガー」
とか
また、宝石のような銀シャリが大切なので
「ダイヤモンドは永遠に」
とか
あるいは、北海道発のチェーン「回転寿しトリトン」が舞台だと
「寒い国から帰ってきたスパイ」
とかね。どうよ。ジャストフィットじゃないの、寿司とスパイと!
おい、こら、
寿司だけに酸っぱい、なんてベタなこと言ってんの、誰だ!?
あ、あと、
さらに、食中毒事件が絡めば
「死ぬのは奴らだ」とか
「ドクター・ノオ」とか
って
もはや、寿司屋じゃくてもいいだろが!