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9月6日(金)2024

こんな夢を見た。

なぜか昔みたいに

俺はどこかの映画会社の

宣伝部員なのであった。

その日、担当する映画がクランクインを迎え、

俺はマスコミの取材に対応するために

撮影所のセットに足を運んでいる。

現場でふと脚本を開くと

配役のページに何故か

俺の名が記されているではないか!

しかも、殺人鬼の役。なかなか重要な役らしい。

俺は驚くやら、怖気付くやら、

どうしたら良いのか解らずパニック状態。

折しも、セットでは記者会見が始まっていた。

壇上にいるのは

主演俳優の緒形拳さんと

原作者らしき中年の女性。

緒形拳さん機嫌が悪く、原作者に向かって

「なんで、こんな本を書いたんだ!」

と文句をぶつけている。ムチャクチャである。

それを見て、俺、

(ああ、殺人鬼のセリフまったく覚えてない・・・

緒形拳さんにドヤされる・・・)

などとますますビビっている。

しかし、ふと、

(もしかして、まだ、この殺人鬼の役、キャストが決まってなくて、

それで、プロデューサーが悪戯で俺の名前を書いておいたんじゃないか)

と思い当たり、

(うん、きっとそうだ、絶対そうに決まってる)

と懸命に自分を説得し始める。

ひたすら必死にそう言い聞かせているうち

いつの間に眼が覚めていて、

覚醒しても、しばらく自分の説得を続けているのだった。

よっぽど怖かったんだなあ、緒形拳さん・・・