いきなり春めいて
一時的に暖かくなったからって、
風鈴を下げて
チリンチリン鳴らしている家があったけど、
いくらなんでも早すぎるってば。
あ、この話はマクラね。次が本題。
さらに、川沿いに歩いていたら、
マンションの三階のベランダから
下の道路に向かって
涼しげに放水している家もあった。
おいおい、打ち水には
まだまだ早すぎるって!
と思ったら、
そのベランダには人の姿がない。
よく見ると、水漏れだった。
給湯器か何かの室外機と
水道とをつなぐ
合成樹脂のパイプが裂けていて
そこから威勢よく水が噴き出しているのだった。
どうやら、そのベランダの住人は留守のようである。
雨降りみたいな状況で、下の道路は水浸し。
通行人のほとんどが引き返して他の道へと迂回する始末だった。
しかも、俺が駅方面で買い物を済ませ、
一時間くらいして再びそこを通りかかったが、
放水はまだ止んでいない。
道路の水溜りは大きくなってるし、
ちょうど西日を浴びて宙には小さな虹がかかっていたし、ホント。
ああ、この日のうちに住人さんは
帰宅してくれるのだろうか・・・?