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6月, 2025の投稿を表示しています

6月24日(火)2025

例によって例の如く

俺の脳内で

中森明菜の「DESIREー情熱ー」

が響き渡る!

♪ゲラ、ゲラ、ゲラ、ゲラ、バーニラー・・・・・・

そう、ゲラの著者校正に取り組んでいるのだ。

新作長編「スカーフェイク〜暗黒街の殺人〜」の 初稿ゲラ。

眼光紙背に徹するが如く

慎重に綿密に根気よく

チェックと修正を施してゆく。

そう、ここが作品の成否を決する正念場。

異常気象の猛暑も何のその、

腰の張りも何のその、

長引く咳喘息も何のその、

舌噛んだ口内炎も何のその、

米の高騰も何のその、

巨人の不調も何のその、

雨が降ろうと槍が降ろうとワニが降ろうとコーヒーフロート

問答無用の全集中で突破せねばならぬのだ!

♪ゲラ、ゲラ、ゲラ、ゲラ、バーニハー・・・・・・

「スカーフェイク〜暗黒街の殺人〜」は

九月初旬、原書房より刊行予定、ヨロシク!

6月19日(木)2025

厳しい暑さが続く今週、

救急車のサイレンの音を

聞くことが多い。

おそらく、ほとんどが

熱中症

の患者さんの搬送なのだろう。

が、

このタイミングで


餅を喉に詰まらせたお年寄り


というケースって

万に一つくらいあるんだろうか?

まあ、

敢えて無理気味に想像を巡らせば、

暑さのあまり涼味を求め

くず餅とか、わらび餅を

喉に詰まらせた、ってことか!?

暑くても危険、涼しくても危険、

ご高齢の方々、くれぐれも気を付けて、

おい、俺も、な!

6月16日(月)2025

ハチ君の月命日です。


今回はバニラとイチゴのクリームの

菓子パンをお供えしました。


残りは分けてくれるそうです。

よっ、ハチ君、太っ腹。


梅雨入りし、

雨が降る日が多くなり、

さらに、晴れの日は日差しが強いので

池も岸辺も草木が繁茂しています。

水面を覆って睡蓮の葉が広がり

まるで緑の地面が続いているようです。


ん、空から足音が・・・

あ、ハチ君、

宙犬ハチ君!


「梅雨時は運動不足に気を付けろよ」


ああ、ハチ君、君がいた頃は

雨降りの日でもしっかり散歩に行ったから、

というか選択肢が無かったから

おかげで鍛えられたなあ。

今もその余力がまだ残ってる感じがするよ

って、どんだけビシビシ鍛えられたんだ!?

6月13日(金)2025

おととい報告したように

2014年刊行の拙作長編

「フライプレイ! 監棺館殺人事件」が

中国で翻訳出版されることになり、現在進行中です。

その販促活動の一環として

サイン本を250冊、

中国の出版社から依頼され、もちろん喜んで引き受けました。

そして、その段取りですが、

俺が中国を訪れて本にサインする

のではなく

A5サイズくらいの用紙が250枚

送られてきました(版権エージェント→日本の版元経由で)。

それらにサインして返送し(日本の版元→版権エージェント経由で)、

中国の出版社が製本の際に折り込んで仕上げる、という製法です。

おお、そんな方法があったのか!

てなわけで、先日、

せっせと心を込めて250枚にサインをしたためました。

どうか中国のミステリファンの方々が喜んでくれますように。

6月11日(水)2025

告知、というか宣伝です。

2024年7月号の「ミステリマガジン」に掲載された拙作

「スティームドラゴンの奇走」が

<本格ミステリ作家クラブ>の選考で

昨年度のベスト短編の一つとして

アンソロジーに収録されました。これです。

「本格王2025」(講談社文庫/910円税別)

とても嬉しく光栄に思います。

今週末か来週あたりから

町の本屋さんやネット書店に並ぶようです。

何卒よろしくお願い申し上げます。


ちなみに今年は

あと2冊が刊行予定。

一つは新作の長編ミステリ(原書房)、まもなく初稿ゲラ。

もう一つは2014年度の長編

「フライプレイ!監棺館殺人事件」が

中国で翻訳出版される予定です。

てなわけで、何やら今年は珍しく

身辺慌ただしい空気に見舞われております。

どうか、いずれも実り良き成果となりますように。

6月8日(日)2025

NHK大河「べらぼう」で

蔦屋重三郎の主催する宴会の席上、

戯作者や絵師たちの注目を浴びながら

恋川春町が放屁芸を披露していたけど、

45年前、

俺、似たような体験があったのを思い出した。

1980年、秋の大学祭、

ワセダミステリクラブの打ち上げコンパで

放屁芸を演じる不届き者がいたのである。俺だ。

青少年時代、俺はなぜか肛門の括約筋を

自在に閉めたり緩めたりして

空気を出し入れすることが出来たので

意図的にいつでも放屁することが可能だった(今は不可能)。

で、楽しい宴の酔いに気分も肛門も高揚し

その特技を披露したというわけだ。

しかも、総勢五十名もの宴席の顔ぶれを

思い出してみると、

その中には後に(数年後、10年後、20年後)、

作家、翻訳家、評論家、ルポライター、編集者

などとして活躍するようになる者たちが

二十名近くもいたわけで、

まさしく「べらぼう」のシーンと重なるではないか!?

ただ、俺の芸への反応だが

下品すぎたのか、ほとんど引かれてしまい、

恋川春町のような拍手万雷とはならなかった、

そのことだけが残念でならないのである。

だが、しかし、

こうして「べらぼう」、

なんせ天下のNHK大河ドラマにおいては

サクセスストーリーのような

華やかで晴々しい一幕として描かれているわけなのだから、

これを機に

昔の俺の不埒と批判された行為も

45年振りに見直され、

再評価される機運が盛り上がること必定であろう。

って、んなわけねえし、そんな大ごとじゃねえし、

そもそも誰も覚えてねえよ!

6月4日(水)2025

あ、そうそう、

「巨人の星」の冒頭シーンは

長嶋茂雄の

ジャイアンツ入団の記者会見だったっけな。

その会見場で川上監督は

幻の天才三塁手のことを思い起こす。

星一徹のことである。

そう、星飛雄馬の父、

あの、鬼と呼ばれた男、星一徹、だ。

そして、もし戦争で肩を壊さなければ

史上最大の三塁手になっただろう

と川上は語るのである。


つまり、もしかしたら、

星一徹は

ミスタージャイアンツ、ミスタープロ野球に

なったかもしれないわけだ。

そんなパラレルワールドを想像すると何やら凄いものがある。

長嶋茂雄の数々の偉業が

星一徹によって成し遂げられるのである。


例えば・・・

天覧試合でサヨナラホームランを放つ星一徹

「少年マガジン」や「少年サンデー」の表紙を飾る星一徹

「セコムしてますか?」とCM出演する星一徹

外出先に幼い飛雄馬を置き忘れて帰宅してしまう星一徹

「ヘイ! カール、カール」とカール・ルイスを呼ぶ星一徹

プリティ長嶋ならぬプリティ一徹にモノマネされる星一徹

等々、しかし、その風貌のせいか

いちいち何やら絵が怖いような気がする。


さらに、星一徹は

ゴジラ松井を育てることになるわけだが

そこは、やはり

大リーグボール養成ギプス

を付けさせるのだろう。

そして、あの大リーグボール養成ギプス姿の

松井はもはや

メカゴジラ

と呼ばれることになるのだろう。

メカゴジラと共に

国民栄誉賞の授賞式に参列する星一徹。

いやはや、かえすがえすも、恐るべし、

ミスター星一徹!?