回転寿司が
スポットを浴び、流行るようになったのは
1970年の大阪万博での
出店からだったらしい。
安くて早いのが好評だったという。
今じゃ回転寿司なんて当たり前だし、
回転しない寿司屋よりポピュラーかもしれないね。
「回転」と聞いて
ふと思い出したんだけど、
昔、80年代だっけな、有楽町あたりに
回転寿司ならぬ
回転鍋の店があった。
鍋の具がグルグル回っていて、
それを取って、手元の鍋で熱して食べるシステム。
ある日、俺、好奇心に駆られて何も考えず
ランチタイムにふらふらと入ったんだよな。
で、何せ鍋なんだからと
肉、魚、野菜、キノコ類、豆腐など色々入れたら、
当然だけど、やたら料金がかさむこと。
それに、そもそも、鍋って時間をかけて
ゆっくり味わって食べるもんだよね、
仕事合間のランチタイムの忙しい時間帯に
パッパッと食べるもんじゃないんだよ。
いやはや、金はかかるし、時間はかかるし、
鍋なのに、大切なシメにも行けなかったよ。
ああ、俺、ホント何も考えてなかったんだなあ。
「回転」と聞いて、
安い!早い! って方向に脳が暴走してしまったわけだ。
いや、しかし、店の方も店の方だよ、
ランチタイムに「回転」を売りにすんなよ!
と、八つ当たりしたって、もう四十年前、
回る、回るよ、時代は回る・・・・・・