忘年会シーズンだからだろうね、
どっかの報道番組で
酔っ払いの視界を
バーチャル体験できる
ゴーグル状の機械が紹介されていた。
それを装着させられたコメンテーターは
距離感が無くなり、
目の前がフラフラすると
怯え気味に感想を述べていた。
このリアルなバーチャル・マシン、
さしづめ、ドランクゴーグル 、といったところか。
どうせならば、この機能さらに進化させてもらいたい。
それも視覚だけでなく、
五感すべてで体感できるように、だ。
そうだ、
ゴーグルのサイドにレバーが付いていて
様々な酔いの段階を調整できる、のがいいぞ。
例えば、レバーをレベル7にすると、
呑み過ぎて気持ち悪くなり今にも吐きそうな状態を
味わえるとか、
あるいは逆にレベル0に下げると、
最初の生ビールを飲む直前の飢餓感、
レベル1で乾杯直後の爽快感とか、ね。
また、
レベル3くらいかな、
一次会だけでは物足りなくて
どうしても二次会に行きたくなる時の高揚感、
そして、
もう散々飲み食いしてるのに
締めのラーメンを食べたくなる
胃がバカな状態のレベル5、
あと、終電を諦める解放感と背徳感のレベル6
など、あらゆるドランクゾーンを体感できるのである。
ああ、しかし、
これがあれば別に酒飲まなくても
済んじゃうじゃん、じゃん?!