最近、よく秋刀魚を食べる。
今年は豊漁らしい。
安くて大きいし、
そして、脂が乗って美味いこと美味いこと。
本日も魚屋で買ったら、
大きいの二本で780円だったよ。
一本、390円! よっしゃあ、リーズナブル!
って小躍りしたけど(心の中で、な)、
よく考えてみたら、
つい十年くらい前までは
一本、180円くらいだったんだよなあ。
秋刀魚が高級魚の類に出世(まさに出世魚)してから
もう当たり前になって、受け入れてしまっているんだよなあ。
いやはや、慣れ、というのは恐ろしいものだ。
人生の80%は「慣れ」と「妥協」で出来ているのかもしれない、
って、そんなこと秋刀魚に教わるなよ。
ま、どうあれ、美味いから、
ただもう黙って食うばかりだけど。
あ、そうそう、
こないだ秋刀魚を焼いてた時、
煙と匂いが凄いから
当然、換気扇を回して、
窓もいっぱいに開けていたんだけど、
この窓の位置が問題だった。
ちょうど風向きの具合で、
換気扇から外に排出された匂いが
風に運ばれて
窓から室内に入り込んでいたのだった。
いやはや、おかげで、翌日まで
家の中が香ばしい匂いで満ち満ちていたよ。
ま、俺、この匂い、嫌いじゃないから、いいけど。
とにかく、秋刀魚、美味かったんだから、何でもOKだし!