いつものように
今シーズン観ている連ドラを報告するよ。
はい、次の通り。
「おいハンサム!!2」(CX)
「季節のない街」(テレ東)
「アンメット」(CX)
「花咲舞が黙ってない」(日テレ)
「街並み照らす奴ら」(日テレ)
「TOKYO VICE Season2」(WOWOW)
「光る君へ」(NHK)
「虎に翼」(NHK)
アニメ「うる星やつら」(CX)
今回は何と言っても「おい!!ハンサム2」。
令和のホームドラマとして出色の出来であるばかりか、
このジャンルの全盛期であった昭和の数々の名作群にも
比肩し得る逸品と言えよう。
映画化もされるようなので、たぶん観に行ってしまうだろう、いや、きっと。
しかし、「木更津キャッツアイ」などの時もそうだったんだけど、
連ドラの映画版を観に行くと何かに負けたような気がする
のは何故なんだろう?
あともう一本選ぶなら「季節のない街」。
前シーズンの超話題作「不適切にもほどがある」のクドカン脚本だ。
この二作、比較してみると興味深い点が浮かんでくる。
時間がテーマの「不適切〜」に対し、場所がドラマの顔の「季節〜」。
バスが重要アイテムの「不適切〜」、電車(どですかでん)の「季節〜」。
「不適切〜」は子(娘)を失う主人公(父)、「季節〜」は親を失った主人公(息子)。
「不適切〜」は未来の阪神大震災、「季節〜」は過去の東日本大震災。
以上のように何やら対になっているように思える。
もしかしたら、クドカンは表裏一体あるいはリバーシブルなテーマを
描いているのかもしれない。さらに今後の展開に注目したい。
それから毎度ながらバラエティ部門は相変わらずの安定ぶりで
嬉しいばかり。
賑わいの店内のロケが続く「吉田類の酒場放浪記」や
デンジャーで下世話なネタが揺るぎない「月曜から夜ふかし」「水曜日のダウンタウン」
などを筆頭に他いろいろ、ホント楽しませてもらってありがたいばかり。
こうして笑い続けるためにも健康であらねば、と強く思うのであった。